留萌市議会 2019-08-22
令和 元年 8月 第1常任委員会-08月22日-01号
令和 元年 8月 第1
常任委員会-08月22日-01号令和 元年 8月 第1常任委員会
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令和元年第9回第1常任委員会
留萌市議会会議録
令和元年8月22日(木曜日)
第1委員会室
開会 9時54分
閉会 0時06分
途中休憩 20分
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1
所管事務調査
(1)総務部
[報告事項]
1 平成30年度留萌市公の施設に係る指定管理者に関する評価
2 入湯税の新設
[議案事項]
1 専決処分の報告(令和元年度留萌市
一般会計補正予算(第2号))
2 平成30年度決算
3 令和元
年度補正予算
4 令和元
年度一般会計補正予算(第3号)
5 財産の取得(
職員端末機器)
6 財産の取得(
給食センター調理機器)
7 留萌市税条例の一部を改正する条例制定
[
情報提供事項]
1 地域医療の確保に関する要望
2 令和元
年度普通交付税及び
臨時財政対策債発行可能額
3
産業分類別個人所得額の推移等
(2)地域振興部
[報告事項]
1 道の駅整備に向けた検討経過と今後のスケジュール
[議案事項]
1 令和元
年度一般会計補正予算(第3号)
[
情報提供事項]
1 平成31年度
住民組織運営助成金の交付状況
2
地域おこし協力隊起業支援
3 8月9日の大雨による農業被害状況
4 令和元
年度ナマコ資源増殖技術開発事業経過
5
ナマコ資源管理技術開発試験事業経過
6 留萌市
プレミアム付商品券事業の進捗状況
7
留萌南部地域広域観光連携協議会事業の概要
(3)都市環境部
[報告事項]
1 留萌市
空家等対策計画(案)
[議案事項]
1 令和元年度9月補正予算
2 留萌市
水道事業給水条例の一部を改正する条例制定
[
情報提供事項]
1 8月8日の大雨被害
2 市営住宅の
入居募集
3 留萌市水道事業における今年度の
送水管補修状況
4 令和元年第3回留萌市
上下水道事業運営委員会開催結果
5 秋の「留萌の街をきれいにする週間」の実施
6 「第6回
リサイクルまつり」の開催
7 「
動物愛護フェスティバルin留萌」の開催
8
クールチョイス関連事業
2 閉会中の
継続審査事項について
3 その他
(1)行政視察について
(2)市民と議会の意見交換会について
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●出席委員(7名)
横田美樹君
珍田亮子君
米倉靖夫君
戸水美保子君
笠原昌史君
村山ゆかり君
野崎良夫君
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●欠席委員(なし)
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●委員外議員 議長 小野敏雄君
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●説明員
総務部長 高橋一浩君
地域振興部長 向井智仁君
都市環境部長 斉藤一司君
総務課長 柴谷理意君
財務課長 渡辺剛彦君
税務課長 小堀雄一君
政策調整課長 海野 聡君
農林水産課長 榎 昭博君
経済港湾課長 吉田博幸君
都市整備課長 川原秀紀君
都市整備課主幹 泉 幸仁君
建築住宅課長 安田周史君
上下水道課長 大和俊賢君
上下水道課主幹 飛島清信君
上下水道課主幹 村岡信人君
環境保全課長 塚本 健君
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●
議会事務局職員
事務局次長 笹 和也君
主査 小畑陽子君
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午前9時54分開会
開会・開議宣告
○委員長(村山ゆかり君) 皆さん、おはようございます。
本日の出席委員は7名で、全委員が出席しております。定足数に達しておりますので、これより令和元年第9回第1常任委員会を開会いたします。
また、本日は、燕議員より傍聴の届け出がありましたので、許可しております。
それでは、本日の
所管事務調査に入ってまいります。
まず最初に、
総務部所管事務の項目につきまして、概要説明を求めます。
総務部長。
◎総務部長(高橋一浩君) 本日の
総務部所管事務は、報告事項2件、議案事項7件、
情報提供事項3件、合わせて12件でございます。それぞれ担当課長よりご説明、ご報告申し上げますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(村山ゆかり君) それでは、初めに、報告事項1の説明を求めます。
総務課長。
◎総務課長(柴谷理意君) 報告事項1、平成30年度留萌市公の施設に係る指定管理者に関する評価につきまして、当日配付をさせていただきました資料1によりご説明申し上げます。
こちらにつきましては、地方自治法第244条の2第7項及び留萌市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例第9条の規定により、指定管理者から提出されました事業報告書に基づき、施設の設置者であります留萌市が公共サービスの提供が適切に行われているかどうかを審査し、業績を適切に評価し、広く市民に周知することにより、指定管理者によるさらなるサービス向上の取り組みにつなげていくことを目的とするものであります。
評価の方法についてですが、資料の3枚目以降に添付してございますが、平成30年度
指定管理者モニタリング結果及び評価表によりまして、所管課の評価、利用者による評価、指定管理者による自己評価を行った内容に基づき、令和元年度第1回留萌市
指定管理者選定委員会を開催し、総合評価を行ったものでございます。
資料の2枚目につきましては、選定委員会によります総合評価の結果を一覧表としてまとめたものとなってございます。個別の説明は省略させていただきますが、総合評価の結果につきましては、船場公園が優良、その他の施設につきましては良好と評価をされたところでございます。
最後に、評価の公表についてでございますが、8月末に市のホームページにより公表させていただく予定となっております。
以上、報告事項1、平成30年度留萌市公の施設に係る指定管理者に関する評価についてのご説明とさせていただきます。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございました。
何か質問ございませんか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) ないようですので、次に進みます。
次は、報告事項2の説明を求めます。
税務課長。
◎税務課長(小堀雄一君) それでは、報告事項2、入湯税の新設について、資料2により説明をいたします。
1、新設理由につきましては、地方税法第5条第4項の規定及び同法第701条の規定により、
鉱泉浴場所在市町村は目的税として入湯客に対し入湯税を課税しなければならないことから、入湯税の新設を12月議会に提案するものであります。
2、新設の内容につきましては、(1)市税条例に第3章目的税を新設し、第1節に入湯税を新設するものであります。入湯税の主な内容につきましては、納税義務者、課税免除、税率、徴収の方法等について定めます。
(2)課税免除の規定といたしまして、次に掲げる者について入湯税を課税しないことといたします。①小学生以下の者、②日帰りの入湯客、③その他特に市長が必要と認める者とし、その理由として、市内の温泉施設は唯一の公衆浴場であり、住民の福祉の向上を図る施設として使用されていること、料金は一般の公衆浴場と同じであることから、課税免除の規定を創設いたします。
(3)税率につきましては、入湯客1人1泊につき150円の税率とします。ちなみに、標準税率につきましては、1人1日150円となっております。
(4)徴収の方法は、鉱泉浴場の経営者を
特別徴収義務者とし、特別徴収の方法により徴収いたします。
(5)条例案は別紙のとおりでございますが、今後、総務課と確認しながら調整していくものであります。
3、条例の新設に至った経緯でありますが、平成30年8月、振興局から、なぜ条例を制定していないのかという問い合わせがあり、調査の結果、市内にある温泉施設は温泉法による許可を得た施設であるため、地方税法上、
鉱泉浴場所在市町村は目的税として入湯客に対し入湯税を課税しなくてはなりません。また、課税免除を行う場合であっても、法的根拠が存在しないため、条例の新設を行うものであります。
4、施行期日につきましては、令和2年4月1日を予定しております。
以上、報告事項2、入湯税の新設についての説明とさせていただきます。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございました。
質疑に入ります。何か質問ございませんか。
米倉委員。
◆委員(米倉靖夫君) 留萌市内にそんな温泉施設というのはあるんですか。
○委員長(村山ゆかり君) 税務課長。
◎税務課長(小堀雄一君) 神居岩温泉ということになります。
○委員長(村山ゆかり君) よろしいですか。
そのほかに質問ございませんか。
笠原委員。
◆委員(笠原昌史君) こちらの今の入湯税の3番の条例の新設に至った経緯という箇所なんですけれども、振興局からなぜ条例を制定していないのかということに対して、なぜ今までなかったのかという答えに、この説明がなっていないような気がするんです。しなければならないよという説明はありますけれども、留萌市が今までそれをなぜやっていなかったか、回答の文書にはなっていないと見受けられます。この辺に対して回答のほうをお願いしたいです。
○委員長(村山ゆかり君) 税務課長。
◎税務課長(小堀雄一君) お答えいたします。
今まで私が知り得る範囲では、3回ほど振興局のほうからそういった同じような質問、それから指導がありました。
留萌市といたしましては、まず、温泉には該当しない。それから、一般の公衆浴場と認識していたため、条例の制定は必要ないということで考えておりました。
以上です。
○委員長(村山ゆかり君) そのほか質問ございませんか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) ないようですので、次に進みたいと思います。
続いて議案事項1の説明を求めます。
財務課長。
◎財務課長(渡辺剛彦君) それでは、議案事項1、専決処分の報告につきまして、資料3によりご説明をいたします。
この補正予算は、令和元年7月10日付で通知がありました2019年度
二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金の交付決定に伴いまして、
全額当該補助金を充当財源とする事業を実施するため、
補正予算編成の必要が生じたことから、地方自治法第180条第1項及び
専決処分事項の指定について、第6項の規定に基づき、令和元年7月18日付で専決処分をしたものでございます。
補正予算の内容ですが、
二酸化炭素排出削減促進事業として、
クールチョイス事業に係る経費を補正するもので、その財源は
二酸化炭素排出抑制対策事業費補助金となりまして、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ382万2,000円を追加いたしまして、補正後の
歳入歳出総額を132億7,949万9,000円としたものでございます。
既に当初予算で66万9,000円を計上しているということから、既に充てている一般財源から本補助金に財源を振りかえ、
クールチョイス事業を
全額補助金事業として実施いたします。
以上、議案事項1の説明といたします。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございました。
確認事項は何かございませんか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) ないようですので、次に進みます。
議案事項2の説明を求めます。
財務課長。
◎財務課長(渡辺剛彦君) それでは、議案事項2、平成30年度決算につきまして、資料4によりご説明をいたします。
資料の1ページをごらんください。
水道事業、病院事業の企業会計を除きまして、平成30年度一般会計と5つの特別会計の決算につきましてご説明をいたします。
まず、一般会計につきましては、下段、歳出の表の右から3列目になりますけれども、歳入差引額の欄ですが、こちら、一般会計が2億2,010万290円の黒字決算となっておりますが、この中には、備考欄にもありますとおり、翌年度に繰り越すべき財源が含まれておりますので、これを除いた実質収支では2億1,600万6,290円の黒字となってございます。
続きまして、
国民健康保険事業特別会計につきましては、
歳入歳出差引額で3,171万4,312円の黒字決算、続きまして
後期高齢者医療事業特別会計につきましては、
歳入歳出差引額が119万6,200円の黒字決算、次に
介護保険事業特別会計につきましては、5,355万1,620円の黒字決算、次に、
港湾事業特別会計並びに
下水道事業特別会計につきましては、
歳入歳出差引額がゼロで決算を終了しております。
次に、資料の2ページ目をごらんください。
こちらでは、
地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づきます4つの
健全化判断比率につきまして、平成30年度決算における数値をご説明いたします。
まず、(1)
実質赤字比率につきましては、一般会計の実質収支、こちらE欄になりますけれども、こちらが赤字の場合の比率となりますが、留萌市の場合、約2億1,600万円の黒字でございますので、昨年と同様にこの比率には該当をいたしません。
続きまして、(2)番、
連結実質赤字比率につきましては、全ての会計を連結した赤字額、こちらはG欄になりますけれども、こちらが財政規模に対する割合ということになります。
G覧は、ごらんのとおり
病院事業関係で、資金不足3億5,231万1,000円が発生しておりますが、一般会計、介護会計、
水道事業会計などが黒字決算であることから、全会計の実質収支の合計はプラス2億3,397万円となり、この
連結実質赤字比率につきましても、昨年度に引き続きまして該当をいたしません。
続きまして、(3)番です。
実質公債費比率につきましては、一般会計の
地方債償還額や特別会計及び企業会計の地方債償還に対する繰出金などの合算額が財政規模に占める割合ということになります。
表の左端から平成28年、29年、30年と単年度の
実質公債費比率が記載されておりますが、比率はこの3カ年の平均となりますので、平成30年度は14.0%と、前年度よりも1.2%改善しているところです。
続きまして、(4)番、将来負担比率になります。これは、地方債残高や債務負担行為といった現時点で想定される将来負担額が財政規模に占める割合ということになります。比率につきましては78.4%で、前年度よりも1.5%改善しておりますが、これは地方債残高が減少しているということによるものでございます。今後におきましても、
中期財政計画に沿って健全団体が維持できるよう努めてまいります。
最後に、2ページ最後、一番下段でございますけれども、
資金不足比率についてご説明をいたします。
この比率は、一般会計ではなく、
公営企業会計におきまして、事業規模に対する資金不足額、いわゆる赤字の割合がどの程度あるかというところで指標ができておりまして、20%以上になりますと経営健全化が必要という指標でございます。
先ほどもご説明しておりますが、
病院事業会計におきまして資金不足が発生しておりますので、結果として
病院事業会計の資金不足が8.3%となっており、前年度よりも1.2%改善をしているところですが、これは常勤医の不足とか患者数の減少による収支悪化に伴う資金不足の拡大を防ぐために、一般会計からの繰出金を増額して、3億円の特別支援を追加で実施したことにより、資金不足額が減少したものでございます。
次に、3ページ目をごらんください。
こちら、3ページ目は、
中期財政計画における財政規律の状況を説明しております。先ほどの説明と重なる部分もありますので、(1)番、
連結実質赤字比率から(3)番の将来負担比率までは省略をさせていただきます。
(4)番、市債発行額についてご説明します。
各
年度投資事業で、計画上では10億円、
過疎対策事業債ソフト分で1億円の基準として運用しておりますが、表にありますとおり投資事業分で7億8,440万円の発行、差額は2億1,560万円。
過疎対策事業債ソフト分で9,230万円の発行、差額は770万円、合計で8億7,670万円の発行となりまして、差額、計画よりも2億2,330万円も抑制しており、
中期財政計画につきましては、計画期間内の発行総額を50億円以内に努めるということとしているところでございます。
続きまして、(5)番、
財政調整基金の残高につきましては、平成30年度末残高が13億2,003万3,000円となっておりまして、
標準財政規模の20%となる14億9,811万4,000円を1億7,808万1,000円下回っておりますが、これは、先ほどご説明いたしました
病院事業会計への追加の3億円の繰り出しの影響が大きく出ているところでございます。
また、決算でございますのでこちらには記載しておりませんけれども、令和元年度予算においても収支不足に対して約4億円の繰り入れをすることとしております。平成29年度から3年連続で
財政調整基金を繰り入れるという厳しい財政状況ということを踏まえまして、収支不足への
財政調整基金の繰り入れを最小限にとどめつつ、より一層の各種経費の節減や事業の見直し等、さまざまな角度で取り組みを、今、進めておりまして、持続可能で健全な財政運営に努めてまいりたいと考えているところでございます。
以上、簡単でございますが、平成30年度決算につきましてご説明とさせていただきます。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございました。
確認事項は何かございませんか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) ないようですので、次に進みます。
次は、議案事項3についての説明を求めます。
財務課長。
◎財務課長(渡辺剛彦君) それでは、議案事項3、令和元
年度補正予算につきまして、資料5によりご説明をいたします。
この補正予算は、一般会計及び特別会計の補正予算となります。
1ページをごらんください。
まず、一般会計の補正予算(第3号)でありますけれども、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億863万6,000円を追加いたしまして、補正後の
歳入歳出総額を133億8,813万5,000円とするものでございます。
それでは、補正予算の内訳につきまして、下段の歳出からご説明をいたします。
第2款総務費、
災害情報伝達環境整備事業177万4,000円の追加。
第3款民生費8,696万円の追加。
国庫負担金等精算返還金、
障害者福祉統括事業、
国民年金受託事業、
保育推進統括事業、
小規模保育所等整備事業、
生活保護適正実施推進事業の追加。
第4款衛生費307万7,000円の追加。こちらは
母子保健事業、るもい健康の駅管理事業、
海岸漂着物処理事業の追加。
第7款商工費、
中小企業振興助成金372万円の追加。
第8款土木費1,310万5,000円の追加。こちらは高
規格幹線道路深川・
留萌自動車道全線開通PR事業、
除雪対策事業、
船場公園改修事業の追加。
続きまして、上段、歳入についてご説明をいたします。
第15
款国庫支出金794万1,000円の追加。こちらは、システム改修に係る補助金が3本ございまして、
障害者総合支援事業費、
生活保護適正実施事業費、
母子保健衛生費国庫補助金、次に、
保育対策総合支援事業費補助金、
基礎年金事務委託金の追加となっております。
続きまして、第16款道支出金、
海岸漂着物地域対策推進事業費補助金90万円の追加。
第19款繰入金、留萌市
応援基金繰入金1,414万1,000円の追加。
第20款繰越金、前年度繰越金8,295万4,000円の追加。
第21款諸収入、
北海道道路管理技術センター助成金100万円の追加。
第22款市債、
災害情報伝達環境整備事業170万円の追加。
次に、2ページの上段、
一般会計地方債補正でございます。
こちらは地方自治法第230条第1項の規定により、事業の財源として発行いたします地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めるもので、
災害情報伝達環境整備事業の追加でございます。
最後に、
特別会計補正予算でございます。特別会計では2つの会計で補正がございます。
1つ目は
国民健康保険事業特別会計の1号補正で、
国庫負担金等精算返還金の追加に係る補正となります。
2つ目は
介護保険事業特別会計の2号補正で、同じく
国庫負担金等精算返還金の追加に係る補正でございます。
以上、議案事項3の説明といたします。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございました。
何か確認事項はございませんか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) ないようですので、次に進みます。
次は、議案事項4の説明を求めます。
総務課長。
◎総務課長(柴谷理意君) 議案事項4、令和元
年度一般会計補正予算(第3号)、
総務課関係予算分につきまして、資料6によりご説明申し上げます。
災害情報伝達環境整備事業についてでございますが、
FM放送受信電界調査委託料となっており、国の電波法の改正によるアナログ電波の利用規制により、現行の防災行政無線につきましては令和4年12月以降運用できなくなりますことから、既存の
コミュニティFM放送を活用した新たな
情報伝達体制の整備を進めていくに当たり、その受信エリア及び難聴区域についての
受信電界調査を実施する費用を計上するもので、177万4,000円を補正しようとするものであります。
財源の内訳といたしましては、地方債といたしまして緊急防災・減災事業債170万円、一般財源は7万4,000円となってございます。
この
受信電界調査により、留萌市内の受信状況、電界強度測定、実
聴音質評価等を行った上で、
コミュニティFM放送の中継局の必要性、また、受信電波の弱い地域等においては、他の
情報伝達手段の検討をしていく上での整備の方向性の確認等、判断材料として活用していくものとなってございます。
以上、議案事項4、令和元
年度一般会計補正予算(第3号)、
総務課関係予算についてのご説明とさせていただきます。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございました。
何か確認事項はございませんか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) ないようですので、次に進みます。
次に、議案事項5の説明を求めます。
総務課長。
◎総務課長(柴谷理意君) 議案事項5、財産の取得(
職員端末機器)について、資料7によりご説明いたします。
本件は、地方自治法第96条第1項第8号の規定及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、予定価格が2,000万円以上の財産を取得することについて、議決を得ようとするものであります。
取得の目的につきましては、現在、平成25年度に導入いたしましたWindows7の公用端末が6年を迎え、機器の老朽化及び令和2年1月14日にはOSのサポート期間が終了し、
ランサムウエア等の
不正プログラムの
セキュリティーリスクにさらされる可能性も高くなりますことから、
総合行政ネットワーク系及びインターネット系の端末につきまして、Windows10の端末に一斉更新を行うものでございます。
取得する動産の品名と数量については、
職員端末機器ノート型PCが89台、同じくディスプレー一体型PCが285台となっており、取得予定金額につきましては消費税込みで7,616万8,180円となってございます。
なお、契約の相手方につきましては、北海道市町村備荒資金組合となり、同組合の譲渡事業を活用して取得することとなっております。
以上、議案事項5、財産の取得(
職員端末機器)についてのご説明とさせていただきます。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございました。
何か確認事項はございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) ないようですので、次に進みます。
次に、議案事項6の説明を求めます。
総務課長。
◎総務課長(柴谷理意君) 議案事項6、財産の取得(
給食センター調理機器)について、資料8によりご説明いたします。
本件につきましても、議案事項5と同様、入札予定価格が2,000万円以上の財産を取得することについて、議決を得ようとするものでございます。
取得の目的につきましては、現在、給食センターにて使用しております調理機器のうち、蒸気式攪拌装置付全自動煮炊釜につきまして、製造から30年が経過し、長期間の使用に伴う経年劣化が見られますことから、調理機器更新計画に基づき更新を行うものでございます。
取得する動産の品名と数量については、蒸気式攪拌装置付全自動煮炊釜3台となってございます。
取得予定金額につきましては、消費税込みで2,277万円であり、契約の相手方につきましては、ホシザキ北海道株式会社留萌営業所となってございます。
以上、議案事項6、財産の取得(
給食センター調理機器)についてのご説明とさせていただきます。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございました。
何か確認事項はございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、次に進みます。
次は、議案事項7の説明を求めます。
税務課長。
◎税務課長(小堀雄一君) それでは、議案事項7、留萌市税条例の一部を改正する条例制定について、資料9により説明をいたします。
改正理由、改正内容につきましては資料のとおりでありますが、内容がわかりづらいと思いますので、かみ砕いて説明をいたします。
まず、消費税率の引き上げに伴い、道税である自動車取得税が廃止され、新たに環境性能割という名称により市税として課税されることになりました。対象は50万円以上で取得した軽自動車に、燃費性能等に応じて4段階で課税されるものであります。
これにつきましては、平成28年12月議会で議決されているところでありますが、その時点で軽減措置の規定について北海道と協議中であったことから、留萌市では北海道との協議後に条例の整備を行う予定でありました。
自動車取得税はもともと道税であるため、環境性能割についても、当分の間、賦課徴収は北海道で行うこととなり、軽減措置の規定についても北海道の取り扱いと一致させる必要があることから、市税条例の整備を行うものであります。
北海道の軽減措置の具体例として、課税免除であれば日本赤十字社が所有する自動車、減免であれば身体障害者福祉法等の規定による手帳所持者が所有する自動車、あるいは公的医療機関の開設者等が取得した自動車などが主な対象となります。
軽減の割合につきましては、一部を除き100%の軽減となります。
施行期日につきましては、令和元年10月1日より施行するものであります。
以上、議案事項7、留萌市税条例の一部を改正する条例制定の説明とさせていただきます。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございました。
確認事項、何かございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) ないようですので、議案事項につきましては以上といたします。
続いて、
情報提供事項に入ります。
情報提供事項1について、説明を求めます。
財務課長。
◎財務課長(渡辺剛彦君) それでは、
情報提供事項1、地域医療の確保に関する要望につきまして、資料10によりご説明をいたします。
留萌市の大きな課題となっております留萌市立病院の近年の常勤医師の不足や、患者数の減少に伴う収支の悪化につきまして、厚生労働省を初めとする国や北海道に対して、広大な留萌医療圏や過疎地域における基幹病院である留萌市立病院の現状について説明をした上で、医師確保や財政支援につきまして、直接市長と病院長が要望をしてまいりました。
1から3まで要望事項を整理しておりますけれども、2つの視点から要望を行っておりまして、まず、地域医療を確保するための必須条件であります医師確保につきましては、厚生労働省並びに北海道、そして、また、下線を引いてありますけれども、2番、病院事業に対する財政支援につきましては、財務課が所管となりまして総務省に対して要望を行ってきたところでございます。
また、財務省には両要望を総括しまして、国としての財政支援につきまして強く要望を行ってきております。
4は要望日程と要望先の一覧となっておりますので、ご確認いただきたいと思っております。
以上、
情報提供事項1の説明といたします。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございました。
何か確認事項はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(村山ゆかり君) ないようですので、次に進みます。
次は、
情報提供事項2について説明を求めます。
財務課長。
◎財務課長(渡辺剛彦君) 次に、
情報提供事項2、令和元
年度普通交付税及び
臨時財政対策債発行可能額につきまして、資料11によりご説明をいたします。
令和元年度の普通交付税につきまして算定が行われましたので、その結果についてご報告をするものでございます。
まず、普通交付税ですが、自治体間の財源の不均衡を調整して、どの地域に住んでいても一定水準の行政サービスを受けられるよう、国が財源を保障する制度でありまして、留萌市の収入の4割を占めている基幹財源というふうになっております。
また、あわせて臨時財政対策債は、国が交付税を交付する際に、財源が不足した分を国と地方で折半をして借り入れを起こし、その償還につきましては、国が全額後年度の交付税で財源措置をするというような地方債でございます。そのため、普通交付税の交付額と臨時財政対策債を合わせた額が実質的な交付税と考えることができます。
それでは、資料の1ページ目をごらんください。
前年度と比較しながら、令和元年度の地方交付税につきましてご説明をしたいと思います。
まず、中段にあります基準財政需要額(ウ)の覧の令和元年度算定(A)の列をごらんいただきたいんですけれども、太枠で少し囲ってありますけれども、こちらの額が66億5,089万3,000円となり、前年度と比較しまして4,834万7,000円の増となっております。
一方で、基準財政収入額でございますけれども、こちら(カ)の欄になりますが、太枠で囲っておりますけれども、21億1,765万2,000円で、前年と比較しまして3,561万7,000円の減少となりました。この基準財政需要額と基準財政収入額の差が交付基準額ということで、下の(キ)の欄、45億3,324万1,000円となりましたけれども、さらに国から585万7,000円の減額調整、全体での調整がありまして、普通交付税の決定額につきましては一番下の欄、45億2,738万4,000円となり、前年度と比較しますと7,810万7,000円の増加ということになっております。
一方で、基準財政需要額の中に、(F)の欄、ちょうど真ん中あたりにあるんですけれども、臨時財政対策債振替相当額というものがございます。こちらは臨時財政対策債の発行可能額ということで、こちら、前年と比べますと7,566万1,000円の減額となっております。この2つを合計しました実質の交付税額というものが、前年度と比較しますと244万6,000円の微増となったところでございます。
次のページを開いてください。
次の表が、基準財政需要額の中身になっております。全体で、先ほどもご説明しましたとおり4,800万円の増加となっておりますが、どのような経費が増加したかというところで簡単にご説明をいたします。
表の右から2列目の増減額という欄をごらんいただきたいと思います。
三角とプラスが入り乱れておりますけれども、留萌市における主な増減、まず、真ん中あたりにあるんですが、その他教育費で2,800万円の増、さらにそこからおりまして、社会福祉費で2,700万円の増。
一方で、3ページ目、めくっていただきまして、上のほうにあります地域振興費、人口で約3,000万円の減。そして、真ん中よりちょっと下にあります公債費で4,900万円の減となったほか、臨時財政対策債への振替相当額約7,600万円の減となったことで、普通交付税として交付される基準財政需要額は増加しているというところでございます。
次に、4ページ目をごらんください。
4ページ目は、交付税上算定されました基準財政収入額として、標準的な税収に地方譲与税等をプラスしたものになります。基準財政収入額を前年度と比較いたしますと、表の一番下の中央になりますけれども、全体では3,561万7,000円の減少となっております。こちらの減少の主な内容ですけれども、固定資産税全体で約1,700万円の減、地方消費税交付金で約1,100万円減少する一方、新たに森林環境譲与税で約700万円の増加という結果になっております。
5ページ目をごらんください。
これは、20年分の普通交付税及び
臨時財政対策債発行可能額の推移をグラフ化したものでございます。臨時財政対策債は普通交付税の財源不足分ということで、上積みして表示をしております。平成16年度のときに、三位一体の改革による影響で前年度から大きく減少しており、また、平成22年度をピークにして平成26年度に大きく減少し、その後も少しずつ減少をしているという状況でございますが、最近落ちてきている原因としては、公債費の減少等もあって、通常分の普通交付税の需要額が落ちてきているということになります。
最後に、今回の決定額なんですけれども、全道の状況を見ますと、臨時財政対策債を加えた実質的な増減状況につきましては、北海道の交付団体178団体のうち80団体が前年度に比べて増額となっているところでございます。札幌市と中核市を除く32市の都市平均では、前年対比0.2%ということでプラスになっており、留萌市も前年対比では0.2%のプラスということで、都市平均とほぼ同水準になったということが言えます。
また、令和元年度予算からしますと、普通交付税で約4,900万円のプラス、臨時財政対策債では約1,400万円のプラスで、合計しますと6,300万円当初予算額よりも上回っているということになります。
しかし、一方で、交付税の基準財政収入額として算定された地方譲与税というほかの収入の額が明らかになってきておりますので、当初予算に計上しております他の歳入であります地方譲与税、こちらの減額も見込まれるということもありまして、留意が必要と考えているところでございます。
以上、
情報提供事項2の説明といたします。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございました。
確認事項、何かありませんか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、次に進みます。
次は、情報提供3についての説明を求めます。
税務課長。
◎税務課長(小堀雄一君) それでは、
情報提供事項3、
産業分類別個人所得額の推移等について、資料12により説明をいたします。
最初に、
産業分類別個人所得額の推移ですが、まず、1ページ左上のグラフをごらんください。
全職種の個人所得の推移では、平成26年度から上向き傾向であり、平成29年中と平成30年中の個人所得の比較では、1万4,894円の増となったところであります。
しかしながら、就労人数については年々減少しているところであります。
特に個人所得が大きく伸びている業種は、2ページをごらんください。
2ページ右上の電気運輸業で、平成29年中と平成30年中の個人所得の比較では、18万9,334円の増となっております。
次に、3ページをごらんください。
納税義務者数と住民税の調定額の推移ですが、資料上段の表の納税義務者数の合計でございますが、平成26年度から平成28年度までは減少幅が大きな状況であり、平成29年度からはその傾向が緩やかになったところでございます。
また、右端の調定額の合計では、就労人口の減少に伴い、住民税の調定額は減少傾向でありましたが、個人所得の増加により平成29年度から増加に転じているところであります。
以上、
情報提供事項3、
産業分類別個人所得額の推移等の説明とさせていただきます。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございました。
何か確認事項はございませんか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) ないようですので、総務部から提出のありました案件については以上となります。
その他ということで、総務部全体に関して何か情報提供を求めたいことなどございませんか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、これで
総務部所管事務の調査を終了いたします。
暫時休憩いたします。
午前10時33分休憩
───────────────────────────────────
午前10時34分再開
○委員長(村山ゆかり君) 再開いたします。
続いて、地域振興部所管事務の項目につきまして、概要説明を求めます。
地域振興部長。
◎
地域振興部長(向井智仁君) 本日の地域振興部所管事務は、報告事項1件、議案事項1件、
情報提供事項7件、合わせて9件です。それぞれ担当課長よりご説明またはご報告申し上げますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(村山ゆかり君) 初めに、報告事項1について説明を求めます。
政策調整課長。
◎
政策調整課長(海野聡君) 報告事項1、道の駅整備に向けた検討経過と今後のスケジュールにつきまして、資料1によりご説明いたします。
道の駅の整備に向けた検討経過でございますが、5月の常任委員会にご報告させていただいて以降、これまで庁内のプロジェクト会議の開催、または市内の事業者からの個別のヒアリング、聞き取り調査、さらには8月19日に、各事業者、団体との意見交換を行ったところでございます。
なお、こちらのほうに参加人数は明記してございませんが、先般の会議におきましては9団体、10名のご参加をいただいたところでございます。これにつきましては3回目の意見交換会とおおむね同人数の状況でございます。
これまでの間、庁内の検討プロジェクトチームにおいて、主な検討を行ってまいったところでございます。具体的には、1つ目の施設整備に向けた方向性ということでございます。そちらにつきましては、これまで議会、パブリックコメント等々でいただいた意見を踏まえて、開業時、また今年度の施設概要としてどのような方向性を持っていくかということを検討するものでございます。
2つ目は、食に関する機能でございます。こちらにつきましても、具体的に「るもい浜焼き」を実際に提供できないかというような考え方を持ってございまして、その提供方法についてどのような形があるかということで協議しているところでございます。
3つ目は、既存の管理棟施設の活用方策ということでございます。こちらにつきましては、実際に道の駅になった場合には、今の既存の施設の機能を十分活用するということを我々としては前提として考えてございますので、そちらの活用を、さらに今の活用から新たに活用策がないのかということも含めて検討しているというところでございます。
この3点を中心に、庁内の協議や事業者等の意見交換を行っているというところでございます。
また、3つ目でございますが、留萌開発建設部との連携ということで、こちらにつきましては、昨今、道の駅の機能強化ということが、「道の駅のあり方検討委員会」という国・有識者の会議で議論されているんですが、そちらの中で防災・減災機能を持った道の駅、さらには子育て世代を応援する機能を強化していく施策というのが進められているというところから、留萌開発建設部のほうからお話がありまして、今後、連携して新たな防災機能の強化等に向けた検討を行う協議会を立ち上げして、道の駅で担う役割、どこまで防災機能を果たせるのかということも含めて検討していくというようなことを考えてございます。またこの内容につきましては、基本計画の中に反映させていきたいということで考えているところでございます。
また、今後の想定のスケジュールでございますが、現在、道の駅の基本計画の素案の内容の見直しを図っているところでございます。また、この基本計画の素案につきましては、来月の常任委員会のほうで素案の報告を私どものほうからさせていただきたいというふうに考えているところでございます。
また一部、この後、都市整備課のほうから予算関連の説明がございますが、新たに道の駅を登録する設置要件といたしまして、妊婦向けの屋根付の駐車施設の設置と、24時間対応可能な授乳室の設置という部分が設けられているというところでございます。こちらにつきましては、今般、9月の議会で補正予算案として提案させていただきたいというふうに考えているところでございます。
また、9月に、船場公園の指定管理者の選定委員会を行う予定でございます。こちらにつきましては、あくまでまだ公募前の要件の設定といいますか、決定をする会ということで、この選定委員会の場で指定管理者が決定されるということではないということでございます。あくまでもこちらの施設については、船場公園という条例上の施設でございます。船場公園の施設の指定管理者に、道の駅としてのにぎわいづくりについてもあわせて提案を受けたいというふうに考えているところでございます。
また、基本計画の素案を来月お示しした後、11月には基本計画の成案、さらには12月以降で道の駅の登録の申請、来春には道の駅のオープンということで、順次進めてまいりたいということで考えているところでございます。
以上、報告事項1の説明といたしますので、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございました。
質疑に入ります。質問ありませんか。
笠原委員。
◆委員(笠原昌史君) 4番の今後の想定スケジュールの中の令和元年9月にございます内容のところで、妊婦用カーポートの整備とありますけれども、妊婦用カーポート、これは、駐車場として整備されるものだと思うんですけれども、それは、障がい者のあれとはまた違う、妊婦さんがそこへとめてどうするのというイメージを持つんですけれども。
〔「屋根付ということ」と呼ぶ者あり〕
◆委員(笠原昌史君) 屋根付もあるんですけれども、施設までは、管理棟までは屋根はついていないんですよね。そこだけ屋根がついていることによるメリットは何かあるんでしょうか。
○委員長(村山ゆかり君)
政策調整課長。
◎
政策調整課長(海野聡君) お答えいたします。
詳細につきましては、この後、都市整備課のほうからご説明があると思いますが、屋根付の駐車スペースということで、妊婦向けと障がい者向けの2台が確保できるようなスペースと考えてございます。
その機能につきまして、例えば障がい者が雨天時に車をおりるとき、車椅子をおろすのに、傘を差してそのまま移動できるですとか、妊婦に関しましても、通常の屋根がついていない駐車場であれば、ドアをあけて車の中から傘をさしていくような形になると思うんですが、その傘を差す雨をよけるのに、屋根でしのげるというような一時的な機能でございまして、おっしゃるとおり入り口まで屋根をつけないと余り意味がないんじゃないかというようなご指摘かと思いますが、一時的な機能、そこの部分の対応ということでご理解いただければと思います。
以上でございます。
○委員長(村山ゆかり君) 笠原委員。
◆委員(笠原昌史君) 説明はわかるんですけれども、ならば、管理棟ですとかその施設に隣接させるだとか併設させるという配慮はしないのか。難しいかもしれませんけれども、そういうことも想定されないということでしょうか。
○委員長(村山ゆかり君) よろしいですか。
この後の都市環境部のほうから詳しくその辺のお話が出ますので、内容についてはこの程度でということでよろしいでしょうか。
◆委員(笠原昌史君) 結構です。
報告事項だから、議案事項とは違いますものね。
○委員長(村山ゆかり君) そのほか質問ございませんか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) ないようですので、報告事項につきましては以上といたします。
続いて、議案事項について説明を求めます。
経済港湾課長。
◎
経済港湾課長(吉田博幸君) 議案事項1、令和元
年度一般会計補正予算(第3号)について、資料2によりご説明させていただきます。
資料2、1枚めくっていただきまして、資料をごらんください。
商工振興費、
中小企業振興助成金につきまして、現行予算213万7,000円に372万円を増額補正いたしまして、補正後の金額を585万7,000円にしようとするものです。
その内容につきましては、先月の本委員会にて
情報提供事項としてご説明させていただきましたが、商店街振興組合などの区域にある空き店舗を活用いたしまして、新たに店舗を設置しようとする場合、留萌市中小企業振興条例等に基づき、
中小企業振興助成金としてその改装経費の一部を助成しようとするもので、このたび2件の申請があったものであります。
1件目につきましては、市内開運町3丁目、留萌市神社下商店街振興組合区域にあります空き店舗を活用して飲食店を開業しようとする者からの申請で、対象経費573万5,340円に対しまして、補助率100分の30、助成額172万円を、2件目につきましては、栄町2丁目、留萌市駅前大通商店街振興組合にあります空き店舗を活用して、飲食・小売業を開業しようとする者からの申請で、対象事業費678万3,718円に対して、補助率100分の30が助成上限を超えることから、上限額の200万円をそれぞれの店舗改装費の一部として助成しようとするものであります。
以上、議案事項1、令和元
年度一般会計補正予算の説明とさせていただきます。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございました。
何か確認事項はございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) ないようですので、議案事項につきましては終了いたします。
続いて、
情報提供事項に入ります。
1番の説明を求めます。
政策調整課長。
◎
政策調整課長(海野聡君) 初めに、
情報提供事項1、平成31年度
住民組織運営助成金の交付状況につきまして、資料3によりご説明いたします。
こちら、平成31年度と表記してございますのは、この助成金の基準日が平成31年4月1日現在で算定しているということと、申請受け付けを行っているものでございまして、平成31年度の表記としているものでございます。
住民組織運営助成金につきましては、こちらの目的に掲げてございますとおり、住民組織の行政協力に対する費用、街灯、会館維持費の一部を助成して、住民組織の自主活動の促進を図っていこうというものでございます。
助成金の申請世帯数の推移でございますが、平成31年度、今年度につきましては8,688世帯ということでございます。
なお、助成金額の状況でございます。
こちらにつきましては、①の均等割から⑧の会館火災保険料までで、前年度に比べて14万1,000円ほど減額しているというところでございます。
主な減額の要因につきましては、こちら、電気料の積算方法を、これまで4月分の請求に12カ月分を掛けて算定していたものが、そちらのほうのより実態に則した形として、毎月の請求額をもとに金額の積算方法を見直しして申請していただいたというものでございます。この結果、会館分につきましては減額になりましたが、街灯分につきましては、冬期間の使用料が街灯はふえるんですけれども、その増分というのがこれまで実態として反映されていなかったということもございまして、その分を実績ベースで積算し直したことによって増額となっているところでございます。
なお、裏面でございます。
こちらにつきましては、昨年度からの変更点を記載しているものでございます。大きくは②番の、これまで自主防災組織の設置に対する助成につきましては、設置した翌年度のみ、私どもの住民組織助成金の中に含めて助成していたものが、本年度から新たに総務課のほうに予算を移行しまして、自主防災組織の活動割という形で毎年助成する方式に変更になっているというところでございます。
また、④番の集会施設の解体に対する助成ということで、こちらにつきましては、新たに今年度から施設の解体部分についても助成制度を設けているところでございまして、現在1件から問い合わせがあるという状況でございます。
以上、
情報提供事項1のご説明といたします。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございました。
確認事項は何かございませんか。
野崎委員。
◆委員(野崎良夫君) 助成金額の状況の中で、⑦の街灯、いわゆる街路灯の助成額の関係でありますが、この点について、LEDに全面的に取りかえた以降の金額が、以前との関係でどのような推移になっているかお伺いをしたいと思います。
○委員長(村山ゆかり君)
政策調整課長。
◎
政策調整課長(海野聡君) お答えいたします。
大変申しわけございません。現在、ちょっと数字については持ち合わせてございません。後ほどご報告したいと思いますのでよろしくお願いします。
なお、現在、街路灯に関しましては、ここ何年間で、私ども別に設置に対する助成制度というものを持っていまして、年間5団体程度の町内会並びに街灯組合から助成の申請を得ていまして、そちらの町内会のほうでは積極的に街灯の設置についてはされているというところでございまして、そちらの分で街灯のこの金額もふえているのかなというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
○委員長(村山ゆかり君) ただいまの質問に関しましては、次回の常任委員会で金額の推移等を提出していただくということで、皆さんよろしいでしょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○委員長(村山ゆかり君) 野崎委員、そのほかよろしいですか。
◆委員(野崎良夫君) はい。
○委員長(村山ゆかり君) そのほか、確認したいことはございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) なければ、次に進みます。
次は、
情報提供事項2から5までの説明を求めます。
農林水産課長。
◎
農林水産課長(榎昭博君) 初めに、
情報提供事項2、
地域おこし協力隊起業支援につきまして、資料4によりご説明いたします。
本年7月末をもって地域おこし協力隊を卒業しました相川春生氏ですが、卒業後も幌糠地区に定住し、地域農業農村振興に寄与する起業を希望されていることから、市として必要な支援を行うものでございます。
起業の内容ですが、幌糠センター旧音楽室を活用した農村カフェを開設するもので、おにぎりをメーンとした軽食の提供や、切り干し大根や水耕野菜など地場農産品のPR販売を試験的に実施。また、地域住民向けに日用品等の販売や、地域高齢者を対象としたワークショップやレクリエーションの開催など、地域コミュニティに寄与する内容でありまして、開設期間につきましては、本年は9月中旬から10月下旬までで、木曜日から日曜日までの週4日間、11時から15時までの開設を予定してございます。
そのほか、ドローンによる農薬散布オペレーターの請負や、ハウス栽培の管理業務受託、促成栽培イチゴや食用ホオズキ、加工用トマトなどの栽培と加工、ドローン等を活用した映像作成を予定しております。
市の支援についてでございますが、カフェ開設など起業に係る初期費用に対し、財源が特別交付税措置100%であります留萌市
地域おこし協力隊起業支援補助金による補助及び地域農業・農村振興に係る試験的事業といたしまして、幌糠センターの減免使用を許可しようとするものでございます。
以上、
情報提供事項2の説明といたします。
次に、
情報提供事項3、8月9日の大雨による農業被害状況につきまして、資料5によりご説明いたします。
8月8日から9日にかけての大雨に関しまして、当市農林水産課、北海道の農業改良普及センター、南るもい農業協同組合におきまして、農地等の被害状況について現地調査を行いました。
状況につきましては、水稲では東幌糠、樽真布、峠下地区で約8ヘクタール、ソバは同地区で約5.6ヘクタール、春小麦につきましては樽真布地区で0.5ヘクタール、WCS稲、いわゆる飼料用作物ですが、これにつきましては峠下で約3.2ヘクタールの浸水が認められたところです。
被害予測についてでございますが、この浸水による直接的なものではなく、収穫期の状況にもよりますが、特にソバ、小麦につきましては、収量減が懸念されるとのことであります。
以上、
情報提供事項3の説明といたします。
次に、
情報提供事項4、令和元
年度ナマコ資源増殖技術開発事業経過につきまして、資料6によりご説明いたします。
まず、字句の訂正をお願いしたいと思います。
資料中3番の事業経過の表中で、上段左側から3番目の「H29年度」と記載してございますが、「H30年度」と訂正願います。申しわけございません。
ナマコの資源増大を目指し、東海大学との産学官連携により実施している種苗生産放流技術開発の本年度の事業経過でございますが、三泊の蓄養施設におきまして、7月1日に採卵作業を行いまして、約816万粒の卵を確保。その後、63%のふ化率により、512万尾のナマコの幼生を確保しているところでございます。現在、同施設において順調に飼育中でございます。
なお、幼生飼育につきましては、大きさ10ミリサイズ、個体数10万個体の生産を目指し、本年12月上旬ごろまで飼育を行い、その後、漁場へ放流する予定でございます。
以上、
情報提供事項4の説明とさせていただきます。
次に、
情報提供事項5、
ナマコ資源管理技術開発試験事業経過につきまして、資料7によりご説明いたします。
昨年度、総務省の100%の補助を活用しまして、ナマコ資源増大策の事業化に向け実施しております放流技術開発試験のその後の経過についてでございますが、まず1つ目に、囲い礁を活用した着底稚仔の育成・放流試験についてでございますが、昨年度、A、Bの2基の魚礁へ、10月と12月と時期をかえて大きさの異なるナマコをそれぞれ放流いたしました。放流した種苗につきましては、本年6月の上旬まで飼育を行い、その後、成長及び生残率について調査をしたところでございます。その結果、陸上飼育と比較しますと、成長につきましては若干小さい傾向にありましたが、生残率につきましては高い傾向にございました。
この結果を踏まえ、今後につきましては、成長率の向上検証を目的に、収容密度を昨年度の8分の1程度に減らして、サイズの異なるナマコを放流し、成長、生残率等の継続調査を行った中で、この放流手法の有意性について実証していく予定でございます。
次に、2つ目のDNA鑑定技術による種苗放流後の効果把握調査についてでございますが、資料の裏面をごらんいただきたいと思います。
昨年度、東海大学内の分析室において、採苗に使用した親ナマコと、またその親から生産した稚ナマコを用いてDNA鑑定技術の検証を実施いたしました。その結果、ナマコにおいてもDNA鑑定が可能であることが実証されたところでございます。
今回の鑑定は、全て大学の研究機関で実施しておりますが、現在、鑑定作業の一部を生産現場で対応可能な安価な機械が開発されているということから、当該機械を使用した分析手法を現在検討中でございます。
また、今後につきましては、生産現場におけるDNA鑑定の実用性に向け技術開発を行うとともに、昨年放流しております種苗を再捕してDNA鑑定を実際に行い、効果を把握する予定でございます。
以上、
情報提供事項5の説明とさせていただきます。
説明は以上でございます。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございました。
確認事項、何かございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(村山ゆかり君) ないようですので、次に進みます。
情報提供事項6及び
情報提供事項7の説明を求めます。
経済港湾課長。
◎
経済港湾課長(吉田博幸君)
情報提供事項6、留萌市
プレミアム付商品券事業の進捗状況について、資料8によりご説明させていただきます。
本事業は、消費税率等の引き上げにより、低所得者、子育て世帯の消費に与える影響を緩和するとともに、地域における消費の喚起を目的として実施するもので、留萌市における対象者数につきましては、生活保護の被保護者を除く低所得者、住民税非課税者が約5,000人、子育て世帯として対象となる3歳半未満の子が約400人、合わせて5,400人と見込んでおります。
発行する商品券につきましては、額面を500円とし、1セット10枚つづり、券額面5,000円を4,000円で販売しようとするもので、プレミアム率は25%となっており、対象者1名に対して最大5セットまで購入できるものといたします。よって、発行総数を最大2万7,000セットと見込んでおります。
商品券の購入方法等につきましては、低所得者世帯につきましては既に発送しておりますが、市から対象と想定される方に申請の案内を通知し、その方の申請後、税調査、審査の上、対象者であると確認された方に商品券の引きかえ券を発行することとしており、また、子育て世帯につきましては、2016年4月2日から2019年9月30日までに出生されたお子様のいる世帯に対して、商品券を順次発送するものとなっております。
引きかえ券の交付を受けた方は、10月1日から12月20日まではるもいプラザ内まちなか賑わい広場で、その後は、来年の2月14日までは留萌商工会議所にて、引きかえ券の提示により商品券を購入できるものとなります。
商品券使用可能店舗につきましては、留萌市内の事業所または店舗を有する事業者を対象としており、8月19日から留萌商工会議所で募集しているところであります。なお、平成27年度に実施いたしました留萌市
プレミアム付商品券事業の際には、226店舗の参加がありました。
本事業の実施に当たり、市の体制といたしましては、市民健康部社会福祉課にて対象者の抽出、申請の受理、引きかえ券の交付などを行うものとしており、地域振興部経済港湾課においては、参加店舗との調整、商品券の発行、換金業務などを留萌商工会議所に委託し、これらの業務の調整を所管するものとしております。
資料裏面をごらんください。
商品券発行等の業務委託先を留萌商工会議所とし、事業費として商品券プレミアム分2,700万円、庁内システム改修や委託料などの事務費1,423万2,000円の合計4,123万2,000円を予定しております。
商品券の使用、換金の流れにつきましては、資料の9番の図のとおりとしており、換金を行う金融機関につきましては、留萌信用金庫にお願いしているところでございます。今後のスケジュールにつきましても、資料の図のとおりと予定をしておりますが、事業の精算を年度内に行う必要があることから、商品券の使用期間を来年2月末までとし、事業者の換金期間を3月13日までとしているところでございます。
続きまして、
情報提供事項7、
留萌南部地域広域観光連携協議会事業の概要につきまして、資料9によりご説明させていただきます。
留萌南部地域広域観光連携協議会は、留萌市、小平町及び増毛町の留萌南部3市町が、市町村連携地域モデル事業を活用し、高
規格幹線道路深川・留萌自動車道の全線開通による交流人口の活性化や、それぞれが行ってきた観光プロモーションを3市町連携によるスケールメリットを生かすことにより、圏域内での経済の好循環、地域活性化を図ることを目的といたしまして、平成29年度に設立したものでございます。
これまで実施してきた主な事業といたしましては、共通ロゴマークの作成によるPR資材の作成や、ゆるキャラデザインをしたノベルティ品の作成、都市部や地元での特産品販売などを実施いたしまして、地域PRを実施してまいったところでございます。
資料裏面をごらんください。
今年度実施または実施予定の事業でございますが、都市部での地域特産品のPRや観光PR、フリーマガジンへの掲載、北空知地域の自治体との連携による広域周遊観光の促進、南部市町をテーマとした曲の作成、さらにはそのアーティストの活動による地域PR、作成したゆるキャラのノベルティやプロモーションビデオの活用を実施するとともに、管内連携事業といたしまして、深川・留萌自動車道全線開通地域活性化協議会への参画により、ご当地キャラクターカードの作成や、管内8市町村長がそれぞれのまちを回るオロロンサミットの開催、さらには年度内に予定しております高規格道路深川・留萌自動車道全線開通に合わせた大遠足の実施などを予定しているところであり、いずれも地域連携による交流人口の拡大を図ろうとする事業でございます。
以上、
情報提供事項6及び7についての説明とさせていただきます。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございました。
何か確認事項はございませんか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) ないようですので、以上で地域振興部から提出のありました案件については、全て終了させていただきます。
その他ということで、何か常任委員会に対しての情報提供を求めたいことなどございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) なければ、以上をもちまして地域振興部所管事務につきましては終了いたします。
暫時休憩いたします。
午前11時04分休憩
───────────────────────────────────
午前11時06分再開
○委員長(村山ゆかり君) 再開いたします。
続きまして、都市環境部所管事務の本日の概要説明を求めます。
都市環境部長。
◎
都市環境部長(斉藤一司君) 本日の都市環境部所管事務は、報告事項1件、議案事項が2件、
情報提供事項が8件、合わせて11件でございます。それぞれ担当課長等よりご説明を申し上げますので、よろしくお願いいたします。
1点だけお話をさせていただきたいと思います。
先ほど地域振興部の
情報提供事項の3で、8月9日の大雨による被害ということで報告がございましたが、都市環境部も同じ雨の被害である
情報提供事項の1で、8月8日の大雨の被害という表現をしております。これは両方とも日にちは違いますが、同じ雨の被害でございますので、申し添えておきたいなということで、以上でございます。
○委員長(村山ゆかり君) それでは、報告事項から入ります。
報告事項1についての説明を求めます。
環境保全課長。
◎
環境保全課長(塚本健君) それでは、報告事項1、留萌市
空家等対策計画(案)、資料1につきましてご説明いたします。
空家等対策の推進に関する特別措置法におきましては、空き家等の適切な管理については、その所有者に第一義的な責任があるとしつつ、国、都道府県、市町村それぞれの役割が規定されております。特に住民に身近な行政主体であり、個別の空き家等の状況を把握することが可能な立場である市町村が、地域の実情に応じた空き家等に関する対策の実施主体として位置づけられていることから、このたび留萌市における空き家等対策に関する基本的な方針である留萌市
空家等対策計画を策定するものであります。
策定のスケジュールですけれども、計画内容につきましては、庁内の関係部署及び空き家の関係で常に情報を共有しております警察や消防との協議を実施したほか、留萌市環境審議会への説明を行い、現在、意見聴取中であります。
今後につきましては、その意見をもとに計画案に関するパブリックコメントを実施し、本年12月中の完成公表を考えております。
次に、計画の概要についてご説明をさせていただきます。
1枚お開きください。
本計画につきましては、第1章から第5章までと、法律などの参考資料により構成しており、第1章は計画の趣旨で、計画策定の背景、計画の位置づけを規定しており、本計画につきましては、空家法第6条第1項の規定に基づく
空家等対策計画として位置づけます。
第2章につきましては、空家法に関する対策の実施に係る基本的な方針で、対策の基本方針、管理不全空き家の増加抑制、計画期間を規定しており、空き家等の管理については、まずは所有者がきちんと責任を果たすことが大前提となりますが、市としても管理が不十分な所有者に対し、適宜通知などをしていきます。
第3章は空き家等の実態及び計画対象で、空き家の実態や対策の対象を規定しており、現在、当課において把握している空き家数は、住宅系が293戸、店舗その他が37戸の計330戸となっております。
第4章につきましては、特定空き家等に対する措置で、実施方針認定措置を規定しております。空家法第14条におきましては、特定空き家等に対する措置は規定されておりますが、まずは所有者による解決を第一義的に優先しますが、それでも改善などなされない場合には、その状況にもよりますが、国のガイドラインや関係機関等の意見も参考にしながら判断をしていきます。
第5章はその他の取り組みで、利活用の促進、実施体制を規定しております。
本計画の案につきましては、こちらに添付しているとおりでありまして、先ほどご説明したとおり第1章から第5章までと、それから関係する法律、国のガイドライン、基本方針などにより構成となっております。
以上で報告事項1の説明とさせていただきます。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございました。
質疑に入ります。何か質問ございますか。
米倉委員。
◆委員(米倉靖夫君) この空き家で、持ち主がいないとか、その持ち主の子どもがいないとかと、誰も所有者がいないという場合はどうなんですか。
○委員長(村山ゆかり君)
環境保全課長。
◎
環境保全課長(塚本健君) まず、空き家に対する留萌市の対応の仕方なんですけれども、所有者が亡くなった場合においては、その相続をされている方を戸籍などから調べます。調べていって、本当にそこで関係される方がまるっきりないといった場合、実際には、最終的に国に帰属されるんですけれども、かといって、国がそういう財産を、国内には多分かなりの数があると思うので、それを一つ一つ国が調査をしてということにはならないので、内容的には利害関係者が裁判所に申し立てをして、裁判所が財産管理人を指名して、そこが次の財産を取得する人だとかそういうものを見つけるような形にはなると思うんですけれども、ただ、財産管理人を申し立てする手続自体にも約100万円以上のお金がかかるので、実際はそれをされないでそのまま放置されているというケースが、全国でほとんどだと思います。
○委員長(村山ゆかり君) よろしいですか。
そのほか、何か質問ございませんか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) ないようですので、次に移りたいと思います。
次は、議案事項に入ります。
議案事項1の説明を求めます。
都市整備課長。
◎
都市整備課長(川原秀紀君) 議案事項1、補正予算(第3号)について、資料2によりご報告いたします。
1の1ページをお開きください。
一番上からになりますが、土木総務費に新規事業、高
規格幹線道路深川・
留萌自動車道全線開通PR事業といたしまして41万3,000円を補正し、開通PRポスター、それから看板2枚、それからKAZUMOちゃんカウントダウンボード2体を製作いたします。
中段にございます除雪対策費は、
除雪対策事業488万2,000円を増額するもので、労務単価等の改定により除雪及び融雪剤散布委託料、除雪機械借上料を補正いたします。
一番下になりますが、公園管理費は、新規事業、
船場公園改修事業781万円を補正し、船場公園駐車場の身体障がい者駐車ます2台分に、カーポート、屋根付のものなんですけれども、それを設置し、管理棟内につきましては、24時間対応のトイレの通路側のほうに授乳室を増設いたしまして、公園利用者の利用促進を行ってまいります。
以上、都市整備課関係、補正予算の説明といたします。
○委員長(村山ゆかり君)
環境保全課長。
◎
環境保全課長(塚本健君) それでは、環境保全課分の関係につきましてご説明いたします。
本事業の内容につきましては、平成30年11月20日、黄金岬海浜公園に漂着した北朝鮮籍船の処理に係る経費であります。当該物につきましては、平成30年度中に黄金岬海浜公園からの回収は行っておりましたが、その時点ではまだ市内に処理できる施設がなかったことから、回収後は保管していた状況でした。その後、ことしの6月より市内の廃棄物処理施設において処理することが可能となったことから、今回補正予算を計上するものであります。
なお、本事業につきましては、国の海岸漂着物地域対策推進事業補助金の対象となり、補助率につきましては、通常の海岸漂着物の処理については10分の8ですけれども、今回のような北朝鮮籍船を処理する場合におきましては、補助率は10分の9となっております。
以上で報告を終わります。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございました。
それでは、何か確認事項はございませんか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) ないようですので、次に進みます。
議案事項2についての説明を求めます。
上下水道課長。
◎
上下水道課長(大和俊賢君) 議案事項2、留萌市
水道事業給水条例の一部改正につきまして、資料3をごらん願います。
本条例は、平成30年12月12日に水道法の一部を改正する法律が公布されまして、指定給水装置工事事業者制度の指定の更新制が導入されたことに伴いまして、留萌市
水道事業給水条例の一部を改正しようとするものであります。
指定工事店につきましては、下水道事業では5年に一度の更新がなされておりましたけれども、水道に関しましては、最初に指定工事店となった後は、基本廃業まで指定工事店となったままとなっております。今回の水道法改正に伴いまして、下水道事業と同じように5年に一度更新審査をすることとなります。
附則につきましては、施行期日及び経過措置を定めるものとしております。
なお、新旧対照表中、3ページの附則3につきましては、条例変更に伴う規程の変更を記載しておりますが、規程は議案事項ではありませんので、条例附則についての変更は行いません。大変申しわけございませんけれども、こちらの3の部分の削除のほうをよろしくお願いいたします。
以上でございます。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございました。
何か確認事項はございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) ないようですので、議案事項については以上といたします。
続いて、
情報提供事項に入ります。
まず、
情報提供事項1の説明を求めます。
都市整備課長。
◎
都市整備課長(川原秀紀君)
情報提供事項1、8月8日の大雨被害について、資料4によりご説明いたします。
概要ですが、8月8日から9日にかけての大雨により、普通河川中幌糠川の水位が上昇し、河岸崩壊により水田に及ぶ被害が発生いたしました。
被害状況は、被災延長14メートル、概算工事費で700万円と見積もっております。
今後の予定につきましては、公共土木施設災害復旧事業として北海道に被害報告を行っておりますので、10月上旬に災害査定官による現地査定を受けて、災害復旧費が確定した時点で補正予算の手続を進めてまいります。
以上、
情報提供事項1の説明といたします。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございました。
何か確認事項はございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) ないようですので、次に進みます。
次は、
情報提供事項2についての説明を求めます。
建築住宅課長。
◎
建築住宅課長(安田周史君)
情報提供事項2について説明させていただきます。
今年度につきましては、9月、2月の定期募集を2回行います。
今回、9月の募集につきまして説明させていただきます。
受付期間は令和1年9月3日火曜日から、9月5日木曜日の3日間となっております。
受付場所につきましては、留萌市役所本庁舎の1階市民ラウンジで受け付けを行います。
募集方法としましては、告示、広報、新聞、ホームページ、この4つの方法により募集を募ります。
申し込み資格につきましては、住宅に困窮している方、市税等の滞納がない方、暴力団員でない方、連帯保証人1名を付することができる方、収入基準内である方となっております。
申込書の配付につきましては、今月26日、来週月曜日から配付したいと考えております。
入居の選考につきましては、留萌市営住宅運営委員会を9月下旬と考えておりますので、今回の応募状況につきましては、10月の常任委員会のほうで報告させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
以上、
情報提供事項2の説明とさせていただきます。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございました。
確認事項ございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) ないようですので、次に進みます。
次は、
情報提供事項3について説明を求めます。
上下水道課主幹。
◎
上下水道課主幹(飛島清信君)
情報提供事項3、資料6、留萌市水道事業における今年度の
送水管補修状況について、2ページ目をごらんください。
図面下①は7月1日に、図面上②は7月22日において、それぞれ送水管の漏水補修を実施した箇所で、②の阿分漁港入り口向かいから①の補修箇所までは約220メートル増毛町寄りの位置にありました。
3ページをごらんください。
補修の内容につきましては、①はボルトナットの腐食によるもので、継ぎ手受け口下部からの漏水が発生。対処としましては、継ぎ手受け口全周14本のボルトナットの取りかえを、また、継ぎ手部腐食による止水不良のため、袋ジョイントによる止水を行っております。
4ページをごらんください。
②については、受け口より2メートル程度留萌市側で、山側下部にピンホールによる漏水が発生。対処としましては割ジョイントによる止水とあわせて継ぎ手受け口のボルトナットも、①同様に全周取りかえを実施しております。
以上、
情報提供事項3について報告いたします。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございました。
確認事項、何かございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、次に進みます。
次は、
情報提供事項4に入ります。
説明を求めます。
上下水道課長。
◎
上下水道課長(大和俊賢君)
情報提供事項4、令和元年第3回留萌市
上下水道事業運営委員会開催結果につきまして、資料7をごらん願います。
委員会は、8月9日午後1時半より、第2委員会室で開催しております。出席者は対馬委員長外8名で、議題は上下両会計の平成30年度の決算報告及び本日議案事項で報告いたしました留萌市
水道事業給水条例の一部改正についてのほか、成年後見人制度の利用促進に関する法律に基づく措置として、12月の議会に議案提出の予定であります留萌市下水道条例の一部改正及び関連規則、規程の改正を報告いたしまして、その他といたしまして、先ほど
情報提供事項3で報告いたしました令和元年度
送水管補修状況を説明しております。
初めに、平成30年度の留萌市
水道事業会計の決算でございますけれども、資料7の5のところに、決算報告関係ということでまとめております。特徴といたしましては、給水人口のほうが2.54%と落ちておるんですけれども、給水収益につきましては0.71%ということで、予定よりもかなり落ちなかったことが原因ということで、予算よりも利益剰余金が1,000万円ほど多く出ております。
平成30年度の利益剰余金につきましては、3,579万4,000円を確保したところでございます。
現金につきましても、一番最後のところになるんですけれども、3億5,794万5,000円と、予算でいきますと3億3,000万円程度まで落ちるのではないかという予算を組んでおりましたけれども、3億5,000万円を確保したというところでございます。
次に、下水道事業の特別会計の決算報告のほうでございますけれども、こちらのほうは、昨年に続きまして歳入歳出が収支均衡という形で、昨年度赤字解消をいたしましたけれども、今年度は繰入金の調整という形で、実際の基準内繰り入れよりも額的には少ない形で繰り入れが行われまして、収支均衡を保ったところでございます。
報告につきましては、別紙質疑の後に承認をされておりました。
なお、この運営委員会の資料につきましては、議会事務局のほうに一部提出させていただいているところでございます。
以上でございます。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございました。
何か確認事項はございませんか。
米倉委員。
◆委員(米倉靖夫君) この委員8名というのはどんな人がなっているかわからないですけれども、その他のところで、ポンプで上げているのかという質問が出ているんだから、視察か何かに委員を連れて行った方が、信砂まで行ったほうが僕はいいと思うんですが、いかがですか。
○委員長(村山ゆかり君)
上下水道課長。
◎
上下水道課長(大和俊賢君) こちらのほうですけれども、上下水道事業運営委員につきましては、有識者が5名、こちらのほうは会社経営をしているとか、商工会議所の元会頭とかいう形でとっております。また、受益者代表として5名という形で、今、10名の運営委員がおります。
2年に一度の更新という形になりまして、今年度新たに2名がかわっております。まだなれていないという方もいらっしゃいますので、ちょっと上下水道の施設の関係、そちらのほうにつきましても、今後ちょっと検討をさせていただきたいと思います。
以上でございます。
○委員長(村山ゆかり君) よろしいですか。
そのほか、何か確認したいことはございませんか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) ないようですので、次に進みます。
次は、
情報提供事項5から
情報提供事項8の説明を求めます。
環境保全課長。
◎
環境保全課長(塚本健君) それでは、
情報提供事項5、秋の「留萌の街をきれいにする週間」の実施、資料8につきましてご説明をいたします。
本事業につきましては、市民や事業者が一体となって、清潔で住みよい生活環境づくりを目指すため実施するものであり、期間は清掃の日である9月24日から10月1日までとなっております。
なお、留萌市環境基本条例におきまして、「留萌の街をきれいにする週間」春の期間と秋の期間を規定しております。
事業の実施内容といたしましては、春と同様に各町内会や事業所などに対し、本期間中における地域周辺の清掃活動や環境美化の実施について協力を要請しており、町内会に対しましては地区内のごみ拾い、クリーンステーションの塗装や固定しているくいなどの点検、ごみ減量とリサイクル推進のための廃品回収の実施などを、事業所や各施設管理者に対しましては、敷地周辺の清掃活動をお願いしております。
各町内会における清掃活動につきましては、毎年多くの町内会が実施している状況にあることから、本取り組みが十分定着しているものと感じております。
以上で
情報提供事項5の説明とさせていただきます。
次に、
情報提供事項6、「第6回
リサイクルまつり」の開催、資料9につきましてご説明をいたします。
リサイクルまつりにつきましては、ごみを適正に処理するためには市民の分別排出の協力が不可欠であることから、より一層ごみ分別やリサイクルなどについて理解を深めてもらうとともに、リサイクル団体と市民との交流を図ることを目的に毎年開催しております。
第6回目となることしは、9月21日土曜日午後1時から、留萌市保健福祉センターはーとふるにて開催いたします。
主な内容といたしましては、地元農産物などの販売、ケナフ紙すき教室、エコクラフトやリサイクル品などの販売、フリーマーケット、バルーンアート工作教室、抽せん会などを予定しているところです。
以上で
情報提供事項6の説明とさせていただきます。
次に、
情報提供事項7、「
動物愛護フェスティバルin留萌」の開催、資料10につきましてご説明をいたします。
本事業につきましては、動物の愛護と適正な飼養についての関心と理解を深めることにより、動物愛護思想の普及・啓蒙を図ることを目的に、留萌獣医師会、留萌振興局、留萌市による共催、「人と海鳥と猫が共生する天売島」連絡協議会の協力により、9月8日日曜日、午前11時から留萌振興局において開催をいたします。
主な内容といたしましては、酪農学園大学獣医学類教授の中出哲也氏による「ペットの健康管理」と題した特別講演、保護猫の譲渡会、ペットの手入れや健康管理、健康相談、栄養管理やクイズ、天売猫の取り組みを紹介、犬や猫へのマイクロチップの装着、動物愛護及びペットの防災対策などのパネル展示、動物愛護団体による猫グッズなどの販売を予定しているところでございます。
以上で
情報提供事項7の説明とさせていただきます。
次に、
情報提供事項8、
クールチョイス関連事業、資料11につきましてご説明をいたします。
今年度におきましても、環境省所管の
二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金を活用しまして、地球温暖化対策に関する各種啓発事業を実施いたします。
まず1つ目は、COOL CHOICE エコフェス@RUMOIを9月15日日曜日午後1時から、るしんふれ愛パーク管理棟にて開催いたします。主な内容といたしましては、親子エコクッキング、エコメニューの試食とレシピ紹介、エコツリーの制作、クールチョイストーク&ライブ、パネル展などを予定しているところです。
2つ目といたしましては、小学生を対象としたクールチョイスに関する環境学習、出前授業で、現時点では留萌小学校5年生が、10月28日月曜日に実施することが決まっており、残る東光小学校及び緑丘小学校につきましては、現在日程を調整中でございます。
3つ目は、高校生の環境ワークショップで、地球温暖化対策に関する行動についてのワークショップを実施いただき、その結果についても成果発表を行う予定で考えております。
4つ目は、イベントなどでのクールチョイス普及啓発で、9月21日開催の
リサイクルまつりや、11月10日開催予定の留萌市子どもまつりにおいてブースなどを設置し、普及啓発をはかる予定でおります。
以上で
情報提供事項8の説明とさせていただきます。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございました。
何か確認事項はございませんか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) ないようですので、本日、都市環境部から提出のありました案件については、全て終了いたしました。
その他ということで、何か情報提供を求めたいことなどありましたら、皆さんからご意見をいただきます。
特にありませんか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) ないようですので、以上をもちまして都市環境部所管事務を終了いたします。
暫時休憩いたします。
午前11時31分休憩
───────────────────────────────────
午前11時33分再開
○委員長(村山ゆかり君) 続いて、閉会中の継続審査の申し出につきましては、お手元にご配付のとおりの内容でよろしいでしょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○委員長(村山ゆかり君) それでは、ご異議ないということですので、そのように決定いたしました。
その他でございますけれども、まず最初に、次回の常任委員会の開催日程について確認をしたいと思います。
暫時休憩いたします。
午前11時33分休憩
───────────────────────────────────
午前11時34分再開
○委員長(村山ゆかり君) 再開いたします。
それでは、所管部長の日程を確認しまして、9月24日火曜日、午後1時に開催したいと思いますけれども、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(村山ゆかり君) では、そのように決定いたしました。
暫時休憩いたします。
午前11時35分休憩
───────────────────────────────────
午前11時35分再開
○委員長(村山ゆかり君) 再開いたします。
続いて、行政視察について、皆さんと意見交換したいと思います。
行政視察の概要をごらんください。
この内容について、笹事務局次長より説明をお願いいたします。
◎議会事務局次長(笹和也君) 委員長と事務局を含めまして、日程調整と相手方調整等させていただいております。
視察先1カ所目については、前々からお話ししていた道の駅しちのへ、重点道の駅に選定されたということで、七戸町に行くことが決まっております。これについては、視察目的は記載のとおりというふうになっていますので、ここについては新幹線の駅でもありますし、いろんなことを取り組まれている道の駅ということで、まずここの道の駅を視察しに行きたいと思っております。
2点目については、当初ほかの案件を考えていたんですが、なかなか日程の調整がつかないということで、留萌港から輸出される商品について、どのような経過をたどっているかというところも、ポートセールスにつながるのではないかということで、原木を扱っている秋田プライウッド株式会社というところを視察させていただける運びとなりました。
日程ですが、10月30日水曜日から11月1日の2泊3日を予定しております。10月30日は移動日、10月31日が道の駅しちのへ、11月1日、秋田プライウッド株式会社の工場を視察させていただいて戻ってくるというような行程を計画中です。
このような形でよろしければ、正式に申し込みしたいと思っております。
○委員長(村山ゆかり君) 少し補足をいたしますと、内容は以前道の駅、または観光に関することなど、指定管理の話をしておりましたけれども、そちらのほうがちょっとできなくなりましたので、留萌港からの木材を受け取っていただいている民間会社に行こうという、そんな案でございます。
あと、移動につきましても、できるだけ委員の方の負担を減らすために、金曜日についてはタクシー移動になったりしております。できるだけ公共施設の細かい移動をなくすということも考えておりますし、または新幹線、北海道新幹線ではございませんけれども、北海道新幹線と同じ車体ということになっておりますので、はやぶさ20号ということも、これもちょっと考えております。
この内容で、何かちょっと聞いてみたいというか、質問ありませんか。
〔発言する者なし〕
○委員長(村山ゆかり君) まず、日程については、皆さん大丈夫ですか。10月30日から11月1日まで。全員が参加できる、出席できるということで進みたいと思っておりますので、よろしいでしょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○委員長(村山ゆかり君) 内容についてはいかがでしょうか。特に異論がなければ、この内容で確定をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○委員長(村山ゆかり君) それでは、10月30日から11月1日まで、青森県、秋田県を視察するということで決定したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
何か移動などでお気づきの点がございましたら、事務局のほうまで申し入れてください。よろしくお願いいたします。
笹事務局次長。
◎議会事務局次長(笹和也君) すみません。今、旅行会社と交通手段等を調整中でございますので、一応確定しているところは視察先と宿泊先。あと、中の移動のほうについては今後変更になるということも考えられますので、ご了承をお願いいたします。
○委員長(村山ゆかり君) という内容でいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは、続いて視察についてなんですけれども、別紙の承認要求書を皆さんのお手元にありますとおり、議長に提出したいと思っておりますけれども、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(村山ゆかり君) ご異議がないということですので、そのように決定いたしました。
続いて、市民と議会の意見交換会について、前回の常任委員会では、意見交換するテーマを常任委員会として1つか2つ出すということになっておりますので、皆さんのほうからご意見を伺いたいと思います。
ただし、意見交換会の前に、議会報告ということで、各常任委員会からの報告ももちろんございます。その報告の後で意見交換会ということになっておりますので、それを踏まえて皆さんからご意見をいただきたいと思いますが、野崎委員のほうからよろしいでしょうか。
◆委員(野崎良夫君) 前回欠席しておりますので、差し控えさせていただきます。
○委員長(村山ゆかり君) わかりました。
笠原委員は、何かお考えは。
◆委員(笠原昌史君) ちょっと思いついていないです。ごめんなさい。
○委員長(村山ゆかり君) 戸水委員は。
◆委員(戸水美保子君) この前、令和元年度の市民まちづくりアンケートの集計結果の中から、一番皆さんが不満というのではないんですけれども、「そう思わない」というようなことがあったので、令和元年度の市民まちづくりアンケート結果の中から、一番「思わない」中の1位であった、商店街や中心市街地の魅力とにぎわいがあるということについて、皆さん非常に「そう思わない」というのがあったので、市の政策だけではないかもしれないんですけれども、みんなでどういうふうにしてそこのところを高めていったらいいかということを話し合うテーマはどうかなと思いました。
あともう一点、それと引き続いて、その項目の第4位の中にあった留萌港に魅力や親しみを感じるというところも、余り「思わない」というのが高かったので、留萌港の利活用とかそのにぎわい、船が入ればにぎわうんですけれども、そういうことについても、みんなで話し合っていくようなテーマはどうかなと思いました。
以上です。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございます。
珍田委員は。
◆委員(珍田亮子君) これからいつごろやるかどうかということなんですけれども。
○委員長(村山ゆかり君) 11月です。
◆委員(珍田亮子君) 11月ですね。除雪なんかはやっぱり毎回市民からも苦情とかが出ますので、その辺もきちんと市民から聞いておきたいなということもありまして、除雪対策についてテーマとして置いておきたいなと思います。
あと、今、夏の間、プールがどうだったのかなというような考えも、市民から聞いておきたいなと思います。
今のところそれぐらいです。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございました。
横田委員は何かありますか。
◆委員(横田美樹君) 高規格道路の全面開通に伴って、道の駅が今後、市民がどのように何を求めているかというのを聞く絶好のチャンスかなと思いますので、そちらのほうを希望したいなと思います。
○委員長(村山ゆかり君) それだけでよろしいですか。
◆委員(横田美樹君) はい。
○委員長(村山ゆかり君) 米倉委員、何かありますか。
◆委員(米倉靖夫君) 今後の留萌市をどうするかという。
〔「大き過ぎるわ」と呼ぶ者あり〕
◆委員(米倉靖夫君) 大き過ぎるか。
○委員長(村山ゆかり君) 議長、何かありますか。
◆議長(小野敏雄君) いや、差し控えます。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございました。
たくさんのご意見が出ました。まず、商店街中心市街地、それから留萌港の利活用、除雪対策、ぷるもについて、それから道の駅への市民要望と今後の留萌市はどうあるべきかというご意見でした。
この中から2つに絞りたいと思っておりますが、今、聞いた中で、笠原委員、先ほどご意見は言っていませんけれども、笠原委員的にはどんな感じですか。
◆委員(笠原昌史君) 先ほど戸水委員がおっしゃっていた、例えば市民満足度アンケート、これで中からの抜粋ということで、市民が不満に思っていること、余りそう思わないということでリストアップされた商店街、または港、これは面白いかなと、私は個人的には思います。
ただ、商店街となるとやっぱり民間の部分も出てきて、なかなかこちらのほうからどういうふうにリードできるのかという、ちょっと難しい部分も含むのかなともちょっと思う反面、できればこういう市民が不満に思っていること、こちらのほうを、除雪対策ですとか、そういうものを取り上げてみるのも身近でいいのかなと思っています。
以上です。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございます。
今、いわゆる市民アンケートで不満を感じている上位に入っているものを一つのテーマとしてというふうに考えると、商店街、そして留萌港の利活用、除雪対策などもここに入ってくると思いますので、テーマとしてはアンケート調査において不満と感じている上位になっているものという、そんなくくりであれば、この3つは包含できるかなと思いますが、そのような、どうでしょう。
米倉委員。
◆委員(米倉靖夫君) 商店街というのは、あくまでも商店の店をやっている人の企業努力で、それを題にすることではないと俺は思うけれども。商店街というのは、あくまでも商店街の人たちが努力することで、やっぱり。
〔「でも、市民がね」と呼ぶ者あり〕
◆委員(米倉靖夫君) いや、そんなこと言ったって、商店街というのはその人たちが努力して栄えていこうという商店街でしょう。それを市民に聞いたってしょうがないでしょう。商店の人たちが努力していかないと。商売をしているんだから、そこで。人にどうしてくださいという、商店の人たちが聞くことではないでしょう。それは努力するのが商店街の人たちの……
〔「我々が伝えられるものでもないという」と呼ぶ者あり〕
◆委員(米倉靖夫君) あくまでも商売が絡んでいたら、商店街は商店街の人たちがもっと努力すべきで。
○委員長(村山ゆかり君) 戸水委員。
◆委員(戸水美保子君) 私、先ほどお話ししたときに、不満というか、そこを何とかしてほしいという順位で話したんですけれども、もっと後のほうで、今後のまちづくりの施策という設問があったんです。その中で、1位でいけば、市の魅力の創造と発信という形がもっとも高くて、商店街も含むような、とにかく魅力的なまちづくりというようなところでくくっていけば、話にはなるかなというふうに思います。
あと、先ほど商店街へ、商店街の努力だということも言われたんですけれども、やっぱり市民もいかに地元で買い物するかとか、市民の努力もあるのかなと思うので、みんなでつくるまちづくりということでも考えていくことは必要なことじゃないかなというふうに私は思っています。
○委員長(村山ゆかり君) ありがとうございました。
今、ちょっと委員長としてまとめさせていただいた結果、市民のアンケート調査の不満を感じていることが、このような項目があるけれども、皆さんのご意見をということで改めてそこでお聞きして、特に商店街とか、中心市街地とか、留萌港の利活用とか、除雪対策には非常に不満を持っているということで、それに対する留萌市のどういった対策を講じているんだけれども、なかなか不満が解消されていかないという中での意見交換ということで、市民のアンケート調査の不満度の高いものに対しての意見交換をすると。あえて商店街をテーマにするとかではなく、そういうふうにしたらいけるかなと思います。
先ほどもう一つ、道の駅の市民要望とプールのことも出ましたので、米倉委員から言葉として出ていた今後の留萌市はどうあるべきかというテーマにして、その中に道の駅の市民要望と、それからぷるもなどの公共施設などのことを入れるという感じでいくと、全て皆さんのご意見は網羅できるのかなと思いますが、そういう感じで2つということでよろしいでしょうか。
市民の不満が高いものについて意見交換をするというのと、今後の留萌市についての意見交換で、その中では道の駅の市民要望を聞くという感じでどうでしょうか。よろしいですか。そうすると皆さんのご意見は全て入る感じになりますが。よろしいでしょうか。
暫時休憩します。
午前11時51分休憩
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午後0時05分再開
○委員長(村山ゆかり君) 再開いたします。
今、皆さんからたくさんのご意見をいただきましたが、第1常任委員会のテーマとしては、道の駅への市民要望で連動して、これからのまちづくりをどうあるべきかというのを、意見としても聞くことも可能だということにしたいと思います。
テーマは一本ということで、議会広報広聴常任委員会のほうに報告したいと思いますが、異議ありませんか。
〔「ありません」と呼ぶ者あり〕
○委員長(村山ゆかり君) では、そのように決定いたします。
このほか、常任委員会に対して何かご意見ある方はいらっしゃいますか。
〔「いいです」と呼ぶ者あり〕
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閉会宣告
○委員長(村山ゆかり君) なければ、令和元年第9回第1常任委員会を閉会いたします。
大変お疲れさまでした。
午後0時06分閉会
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留萌市議会委員会条例第77条第1項の規定により、ここに署名する。
令和 年 月 日
第1常任委員長 村山ゆかり...